スキル(技能)?
マインド(志)?
センス(感性)?
起業して成功するには一体何が最も必要なのだろうか。
ホリエモンこと堀江隆文氏は、
「起業で成功するのは行動力のあるバカか天才のどちらか」
と言い、更に
「殆どの人は天才では無いから、バカになるしかない」
と発言されている。
http://netgeek.biz/archives/57829
ここで言う「バカ」は、
後先考えず、リスクを取って(あるいはリスクを無視して)、
「これだ」と思ったら一気に行動を始められる人の事を指している様子。
では、いかに「バカ」になるか?
①バカはスキル?
バカは「スキル」では無いだろう。
スキル(skill) とは通常、教養や訓練等、
各種の「経験」通して獲得した能力のことを指すが、
これらを「合理的に駆使する」ことと、
思いつきで行動を「してしまう」という衝動的な何かでは、
やはり質の違いを感じる。
むしろ一般にはスキルのない人をバカと呼ぶ事が多いかも知れない。
②バカはマインド?
では、バカは「マインド」だろうか?
マインド(mind)は幅広い意味を持っているが、
ここでは「志」の事を指す事にする。
高いマインドを持っているバカもいるだろうが、
一方で、マインドの低いバカも間違いなくいる。
バカか否かとマインドの有無は、
それほど関連しないと感じられる。
③バカはセンス?
もう言いたいことはお分かりかと思うが
バカはセンスだと思う。
そして、センスは後天的に身に付ける事は難しいと言われている。
ちょうど先日、
「ストーリーとしての戦略思考」で有名な
経営学者の楠木建氏のお話を伺う事が出来たのだが、
経営者として、戦略ストーリーを作るのに最も必要なのは
「センス」だと言う。
そして「センスの有無」とは、
例えるなら「モテる」かどうか?
といった事によく似ているそうだ。
何をしてもモテる人はモテる。
モテない人は、頑張ればそこそこモテる様にはなるにしろ、
元々モテる人ほどにはやはりモテない。
※余談だが、人生の中に「モテ期」があるとすると
「ハイ・センスな時期」も有るのかもしれない。
こうなってくると、「起業」で成功する事は、
限られた人だけの特権なのだろうか?
今一度、堀江氏の言葉を振り返ってみると、
「起業で成功するのは行動力のあるバカ」
と有る。
キーワードは「バカ」ともう一つ、
「行動力」がある。
先述した通りいきなり「バカ」になるのは決して容易では無さそうだが、
一方で「行動力」は身につけられるのではないか?
少なくとも、新しい行動をひとつひとつ積み上げていくことで、
少しづつバカに近づいて行けるのではないか?
私自身、ブログのタイトルに「All You Need Is Action」等と付けているくらい、
とにかく何らかの行動を起こすことに注力をしている。
そして、自身の主催する「目標に向かって行動を起こす読書会」を通じて
一緒に新しい行動を起こせる仲間との出会いにも刺激を受けている。
※行動に繋がる読書会を経験してみたい方は是非ご参加頂きたい。
最後にもう一つ。
バカになりたい方には、
本を使ったバカになる方法が書かれている
神田昌典氏の「バカになるほど本を読め」が参考になるかも知れない。
★行動のヒント
・バカになって行動を起こす事が必要な時代
・バカはセンスである
・バカになるよりは行動を起こす事の方が簡単
最後までお読み頂きありがとうございました。
宮木俊明
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