2015年11月12日木曜日

体験に基づく「英語が話せるようなる方法」

【僭越ながら、実は私、英語が少し話せます(笑)】

※学生時代、英語は赤点ギリギリで単位取得、
 以降、社会に出てから10年ほど、
 英語は全く使っていませんでしたが、
 急に話せるようになりました。


①大事なのは精神論
こう言ってしまうと色々誤解が有るのですが、
必要に迫られた時に、
「伝わるまで頑張れる」かどうかが
まずは重要で、
経験上、TOEICの点数を上げなくても
「恥」を捨てるだけで英語は話せる様になると思っている。

もちろん、そんな精神論よりも、
(例えば)単語は沢山知っていた方が良いに決まってるし、
文法を理解して使いこなせるのは間違いなく素晴らしい事だとも思う。

でも、これらの習得には、
目安はあっても「キリ」はない。

そして、どんなに沢山の単語を知っていても、
「話せる」かどうかとは余り関係が無い気がしている。

なぜなら、「英語が話せない」のは、
実は単語や文法の問題ではなく、
「苦手意識」や
「正しい文法・発音でないと恥ずかしい」という思い込みの影響が
強くでてしまうからだろう。

これらの障壁を「メンタルブロック」と呼ぶのも良いかも知れない。


②英語力??
単語を沢山暗記できていても「話せない」人もいる一方、
私がそうである様に、
それらの基礎力が欠けていたとしても、
必要な時には「伝わるまでめちゃくちゃでも頑張る」事で、
話せる人もいる。

もちろん私、英語力が全然高くないので、
そばに英語が堪能な方がいると、
その方に頼ることも沢山ある。
すごく助けられるし、
本当にありがたい。
頭が下がる。

それでも尚、
「自分で伝えたい」
と思う事がある。

そしてそんな時に、
自分で頑張れるか諦めてしまうかの差は、
「メンタルブロックがぶっ壊れているかどうか」だけだと思っている。

一般に、語学の習得には留学が効果的だと言われているが、
これは英語力が一気に上がるだけではなく(場合によっては変化しなくとも)、
メンタルブロックが「自然に外れる」事による効果が大きいのだろうと想像している。


③英語を話せるようになる最短距離
この「メンタルブロックをぶっ壊す」為の
ある種のブレイクスルーを体験できるかどうかは、
実は英語学習にかけた時間やお金とは関係ないと思っている。

恥ずかしいと思わない事。

「恥知らず」になることを、
英語学習の第一歩にして、
単語や文法を憶えるのは(キリがないので)その後でも良いかも知れない。

ではどうしたら恥知らずになれるのか?

性格的な要素も大きいと思うが、
「恥ずかしいと思わずに済む環境」を選ぶことが大切だと思っている。

例えば、英会話スクールはその存在意義からして、
話している時に発音や単語・文法に間違いが有れば訂正してくれるだろう。
それはそれで真摯な英語学習者には有り難い指摘かもしれないが、
人によっては「正しく有らねばならない」というメンタルブロックを
せっせと増強してしまう様な結果になりかねない。

私の場合は、仕事の関係で
「ノン・ネイティブの外国人と英語で話す」
という環境が、恥知らずへの一歩だった。

お互いノン・ネイティブだった事で、
お互いに理解し合う努力を自然にできたし、
私が上手く話せなかったり相手の言っていることが上手く理解出来なくても
時間をかけて理解しあう努力が自然にできた。

「仕事の話」という共通の話題もあり、
解消しなければならない問題も有ったため、
お互いに一生懸命になれる環境だった。

そして一番大きいのは、
何とかして「伝えないと」というある種のプレッシャーが
「恥ずかしい」という感覚の出番を無くす効果につながった気もしている。


「そんな恵まれた環境なんてなかなか無いよね」
と思われたかも知れない。
確かにその通り。

私の限られた知見の中ではあるが、
この恵まれた環境に比較的近い感覚になれた英語イベントに参加したことがあるので、
ご興味が有る方は以下をご参照頂きたい。
http://multilingualclub.jp/


最後にもう一つ、「恥ずかしいと思わない環境の構築」にはお酒の力も結構使えるので、
お好きな人には、「飲グリッシュ」での「飲ニケーション」を
併せて、強くお勧めしたい(苦笑)


★行動のヒント
・精神論を見くびらない
・環境は自分で選ぶ

最後までお読みい頂きありがとうございました。

宮木俊明

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