2015年11月26日木曜日

起業して成功するのに必要なもの

スキル(技能)?
マインド(志)?
センス(感性)?

起業して成功するには一体何が最も必要なのだろうか。


ホリエモンこと堀江隆文氏は、
「起業で成功するのは行動力のあるバカか天才のどちらか」
と言い、更に
「殆どの人は天才では無いから、バカになるしかない」
と発言されている。
http://netgeek.biz/archives/57829

ここで言う「バカ」は、
後先考えず、リスクを取って(あるいはリスクを無視して)、
「これだ」と思ったら一気に行動を始められる人の事を指している様子。


では、いかに「バカ」になるか?

①バカはスキル?
バカは「スキル」では無いだろう。
スキル(skill) とは通常、教養や訓練等、
各種の「経験」通して獲得した能力のことを指すが、
これらを「合理的に駆使する」ことと、
思いつきで行動を「してしまう」という衝動的な何かでは、
やはり質の違いを感じる。

むしろ一般にはスキルのない人をバカと呼ぶ事が多いかも知れない。


②バカはマインド?
では、バカは「マインド」だろうか?
マインド(mind)は幅広い意味を持っているが、
ここでは「志」の事を指す事にする。

高いマインドを持っているバカもいるだろうが、
一方で、マインドの低いバカも間違いなくいる。
バカか否かとマインドの有無は、
それほど関連しないと感じられる。


③バカはセンス?
もう言いたいことはお分かりかと思うが
バカはセンスだと思う。
そして、センスは後天的に身に付ける事は難しいと言われている。


ちょうど先日、
「ストーリーとしての戦略思考」で有名な
経営学者の楠木建氏のお話を伺う事が出来たのだが、
経営者として、戦略ストーリーを作るのに最も必要なのは
「センス」だと言う。

そして「センスの有無」とは、
例えるなら「モテる」かどうか?
といった事によく似ているそうだ。

何をしてもモテる人はモテる。
モテない人は、頑張ればそこそこモテる様にはなるにしろ、
元々モテる人ほどにはやはりモテない。

※余談だが、人生の中に「モテ期」があるとすると
「ハイ・センスな時期」も有るのかもしれない。


こうなってくると、「起業」で成功する事は、
限られた人だけの特権なのだろうか?

今一度、堀江氏の言葉を振り返ってみると、
「起業で成功するのは行動力のあるバカ」
と有る。

キーワードは「バカ」ともう一つ、
「行動力」がある。


先述した通りいきなり「バカ」になるのは決して容易では無さそうだが、
一方で「行動力」は身につけられるのではないか?

少なくとも、新しい行動をひとつひとつ積み上げていくことで、
少しづつバカに近づいて行けるのではないか?


私自身、ブログのタイトルに「All You Need Is Action」等と付けているくらい、
とにかく何らかの行動を起こすことに注力をしている。

そして、自身の主催する「目標に向かって行動を起こす読書会」を通じて
一緒に新しい行動を起こせる仲間との出会いにも刺激を受けている。
※行動に繋がる読書会を経験してみたい方は是非ご参加頂きたい。


最後にもう一つ。
バカになりたい方には、
本を使ったバカになる方法が書かれている
神田昌典氏の「バカになるほど本を読め」が参考になるかも知れない。


★行動のヒント
・バカになって行動を起こす事が必要な時代
・バカはセンスである
・バカになるよりは行動を起こす事の方が簡単

最後までお読み頂きありがとうございました。

宮木俊明




2015年11月20日金曜日

『四次元読書会』第9回「目標に向かって行動を起こす読書会〜4次元スペシャル版〜」@青山 開催レポート

2015年11月17日(火)19時より。

4名の参加者で開催。

平日夜にも関わらず、時間通りに、
少人数ながら前向きかつ個性的な皆様にお集まり頂く事ができた。

この読書会は、参加者同士で協力しながら
持ち寄った本の内容を短時間で読み解き、
加えて、それぞれの経験を共有することで
楽しく、深く学べる「参加型・共創学習」の手法を採っている。


第9回となる今回は第5回と同様に「四次元スペシャル」と題して、
以下の4冊を課題本として「人を4種に分類するメソッド」4
種について
それぞれの相違点・類似点を比較しつつ、
参加者同士のタイプをお互いに理解し合う過程を通じて
短時間で自分も含めた「人」を理解することを目指して計画した。

・『ユダヤ人大富豪の教えⅢ』 本田健(著)
・『才能は開ける』 ロジャー・ハミルトン(著)
・『らせんの法則で人生を成功に導く春夏秋冬理論』 來夢(著)
・『図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく』 伊藤守(著)
参加者の皆様に、事前にそれぞれのメソッドに対応した
4種類の無料テストを受けて頂き、
当日その結果を共有して頂いた事で、
それぞれのタイプの特徴を実体験として捉えるキッカケにもなり、
手前味噌ながら、
理解が早まり、学びが深まったと感じている。


「他の人の意見がとても有益であると感じた」
「普段とは全く異なる読み方で、とても有意義な時間を過ごせた」
等々、実際に参加者の皆様からの嬉しいお声も頂戴できた。
最後に各自で
「24時間以内に絶対に実行可能な小さな一歩=ベイビーステップ」
を定めて頂き、無事に楽しく読書会を終えることができたと思う。

今回も内容が濃い分、時間がかかってしまった為、
次回は休日などの開催も計画したい。


大変貴重な時間を共有することができ、
ご参加頂いた皆様に厚く御礼申し上げたい。


☆☆ 主なアンケート結果 ☆☆

現在の自分の状況を客観的に見る良い機会だと思い参加しました。
本というツールを通じて、同じ本であっても参加者によって読み取る意味が違いう事を感じ、
そのことから、本が人々に与える影響は個人によって異なる事を感じました。
今日の体験から、かなり大きなチカラを得たような気がします。
早速、動こうと思います!
この読書会は肩肘張らない最高のディスカッション!
「読書」が魔法のような時間を作ってくれますよ!!
(黒羽 雄二 さん)

複数人数で読書することのパワーを体験するため、
「行動」につながる要素(ヒント)を知るため、
そして、知らない人と出会うきっかけとして参加しました。
実際に参加してみて、何も読まずに読書会に取組ことで発想の広がりや自由度が高まることや、他の人の質問が本を読む上でものすごく面白いヒントになることがわかりました。
チームで仕事をする際のヒントが得られたし、今日の学びをパートナーと取り組む事で面白くなりそうです。
「異次元の読書会」が体験できますよ!(ニックネーム:マルさん)

知らない人と交流を持ち、また本の読み方を変えたいと思って参加。
楽しかった!
普段使わない脳を使った。
考えてすぐ話す、「読んでない本」のポイントを短時間でつかむなど、普段の生活ではできないことができた。
本の読み方が変わった。
読書会に参加するとほんの読み方が変わるだけでなく、とても理解が深まる。
(Cさん)


読書会のすすめ方、盛り上げ方を学びたいと思い参加しました。
マトリックス図を貼りだしていたのがとてもわかりやすくて良かった。

次の読書会、頑張ります。
コーチングにも使える、色々な手法が学べました!
(ニックネーム:カズさん)



★行動のヒント
・「好きか嫌いか」の2軸を越える為のマトリックスがある。
・共感や気づきの為のマトリックスがある。
・流れやタイミングを読む為のマトリックスがある。
・無限の個性に心を寄せる為のマトリックスがある。


最後までお読み頂きありがとうございました。


宮木俊明





2015年11月13日金曜日

第8回「目標に向かって行動を起こす読書会」@岡山 開催レポート

2015年11月7日(土)10時30分より
岡山の「勉強カフェ」にて開催。

これまで東京で実施してきた読書会ですが、
初の遠征、岡山県での初開催となった。


今回は、読書会初参加の女性お二人と、
当方を含めて合計3名での開催となった。
第8回となる今回、
前回と同様「アナタの生きるチカラの源は何ですか?」との副題を掲げ、
目標設定や生き方にに関連した本を参加者に自由に持ち込んで頂くことで
複数の本のエッセンスを効果的に吸収し
行動へのヒントを掴んで頂けるように計画をした。


自己紹介や流れの説明を簡単に行った後、
早速、幾つかの方法で「読まない読書会」がスタート。

本と質問を様々に組み合わせて、
短時間で本を読み解いて行くことで、
「どの本にも共通するものがあってそれが何となく見えてきた」
「本の選び方の参考になった」
等の声を聴くことができた。

お互いの気づきを共有しつつ、
最後には24時間以内に必ず出来る行動目標
「ベイビーステップ」を決めて頂き、
無事に楽しく読書会を終えることができたと思う。


少人数の開催となった為、
お一人づつのご意見やご経験をしっかりお聞きすることができ、
当方にとっても学びの多い内容となった。

また、ご参加頂いた皆様、
楽しんで頂けたようで、是非またこの岡山の地で
読書会等のイベントを開催をしたいと思っている。
ご参加頂いた皆様に厚く御礼申し上げたい。


☆☆ 主なアンケート結果 ☆☆

知人の紹介で参加しました。
読書会は初参加でしたが、楽しかったです。
特に「本を全部読まない」というところが!
これからは本を選ぶ時の基準(視点)が変わると思ったし、
読み方等、仕事でも活用出来そうです。
「読書会の良さは参加したら分かるので、1回行ってみない?」
と知人にも勧めてみたいです。
(H. Y. さん)

「読書会ってどんなことをするのかな?」と興味があったので参加しました。
他の人の意見から、自分一人では感じないような、本からの学びが有りました。
今日得た気付きをさっそく生かして『自分なりのルール』を決めてみたいと思いました。
同じ本を読んでも、人によって感じ方が違うので、
読書会で人の意見を聞いて参考にするのはとても良いです!
(M. M. さん)




★行動のヒント

・人から信頼をされる様な言動を選択することを大切に
・信頼を得るためにも自分の個性や感じ方を大切に
・信頼のガイドラインである礼儀や古い価値観も大切に

最後までお読み頂きありがとうございました。

宮木俊明





2015年11月12日木曜日

体験に基づく「英語が話せるようなる方法」

【僭越ながら、実は私、英語が少し話せます(笑)】

※学生時代、英語は赤点ギリギリで単位取得、
 以降、社会に出てから10年ほど、
 英語は全く使っていませんでしたが、
 急に話せるようになりました。


①大事なのは精神論
こう言ってしまうと色々誤解が有るのですが、
必要に迫られた時に、
「伝わるまで頑張れる」かどうかが
まずは重要で、
経験上、TOEICの点数を上げなくても
「恥」を捨てるだけで英語は話せる様になると思っている。

もちろん、そんな精神論よりも、
(例えば)単語は沢山知っていた方が良いに決まってるし、
文法を理解して使いこなせるのは間違いなく素晴らしい事だとも思う。

でも、これらの習得には、
目安はあっても「キリ」はない。

そして、どんなに沢山の単語を知っていても、
「話せる」かどうかとは余り関係が無い気がしている。

なぜなら、「英語が話せない」のは、
実は単語や文法の問題ではなく、
「苦手意識」や
「正しい文法・発音でないと恥ずかしい」という思い込みの影響が
強くでてしまうからだろう。

これらの障壁を「メンタルブロック」と呼ぶのも良いかも知れない。


②英語力??
単語を沢山暗記できていても「話せない」人もいる一方、
私がそうである様に、
それらの基礎力が欠けていたとしても、
必要な時には「伝わるまでめちゃくちゃでも頑張る」事で、
話せる人もいる。

もちろん私、英語力が全然高くないので、
そばに英語が堪能な方がいると、
その方に頼ることも沢山ある。
すごく助けられるし、
本当にありがたい。
頭が下がる。

それでも尚、
「自分で伝えたい」
と思う事がある。

そしてそんな時に、
自分で頑張れるか諦めてしまうかの差は、
「メンタルブロックがぶっ壊れているかどうか」だけだと思っている。

一般に、語学の習得には留学が効果的だと言われているが、
これは英語力が一気に上がるだけではなく(場合によっては変化しなくとも)、
メンタルブロックが「自然に外れる」事による効果が大きいのだろうと想像している。


③英語を話せるようになる最短距離
この「メンタルブロックをぶっ壊す」為の
ある種のブレイクスルーを体験できるかどうかは、
実は英語学習にかけた時間やお金とは関係ないと思っている。

恥ずかしいと思わない事。

「恥知らず」になることを、
英語学習の第一歩にして、
単語や文法を憶えるのは(キリがないので)その後でも良いかも知れない。

ではどうしたら恥知らずになれるのか?

性格的な要素も大きいと思うが、
「恥ずかしいと思わずに済む環境」を選ぶことが大切だと思っている。

例えば、英会話スクールはその存在意義からして、
話している時に発音や単語・文法に間違いが有れば訂正してくれるだろう。
それはそれで真摯な英語学習者には有り難い指摘かもしれないが、
人によっては「正しく有らねばならない」というメンタルブロックを
せっせと増強してしまう様な結果になりかねない。

私の場合は、仕事の関係で
「ノン・ネイティブの外国人と英語で話す」
という環境が、恥知らずへの一歩だった。

お互いノン・ネイティブだった事で、
お互いに理解し合う努力を自然にできたし、
私が上手く話せなかったり相手の言っていることが上手く理解出来なくても
時間をかけて理解しあう努力が自然にできた。

「仕事の話」という共通の話題もあり、
解消しなければならない問題も有ったため、
お互いに一生懸命になれる環境だった。

そして一番大きいのは、
何とかして「伝えないと」というある種のプレッシャーが
「恥ずかしい」という感覚の出番を無くす効果につながった気もしている。


「そんな恵まれた環境なんてなかなか無いよね」
と思われたかも知れない。
確かにその通り。

私の限られた知見の中ではあるが、
この恵まれた環境に比較的近い感覚になれた英語イベントに参加したことがあるので、
ご興味が有る方は以下をご参照頂きたい。
http://multilingualclub.jp/


最後にもう一つ、「恥ずかしいと思わない環境の構築」にはお酒の力も結構使えるので、
お好きな人には、「飲グリッシュ」での「飲ニケーション」を
併せて、強くお勧めしたい(苦笑)


★行動のヒント
・精神論を見くびらない
・環境は自分で選ぶ

最後までお読みい頂きありがとうございました。

宮木俊明

2015年11月1日日曜日

第5回「ランニング読書会〜栄養学スペシャル〜」@半蔵門 開催レポート

2015年10月25日(日) 14時より
冬の始まりを感じる肌寒さを感じつつも
6名の参加者にお集まり頂き、
「ランニング読書会」を開催した。

5回目の今回も前回と同様に
半蔵門のランニングステーション「Joglis」様のご好意により、
店舗内のミーティングスペースをお借りして開催をした。

このイベントは、
「読書と実践」を通じて
ランニングの”楽しさ”を再発見して頂く事を目的にしている。

Read For Action形式の読書会」を実施し
得られた気付きや学びを重層化しつつ、
更に、直後の「皇居ランニング」によって即行動に移すことで、
楽しみながら学びを実践。


読書会パートでは、
本を参加者同士でグルグルと交換しながらその本に対する質問を作り、
回答を探し、それを共有することで
持ち寄った様々な本から重要なポイントを効果的に理解する方法で読み進めた。

「ダイエットに効果的なランニング方法とは?」
「ランニングを上手く継続する秘訣とは?」
等など、ランニングに関する質問の答えを本の中に探しに行く。

更に今回は栄養学の本も織り交ぜつつ、
日常生活やレース前後に効果的な栄養の摂取方法を学び、
読書会パートを終了した。


続いてのランニングパートでは、Joglisから外に出て、
皇居を周回するコースで、ランニングを開始した。

前日から比較して一気に気温が下がった事もあり、
肌寒く感じる程では有ったが、走り始めたらちょうど良い位で、
しっかりランニングを楽しめた気がした。

スロージョギング、ちょうど早歩きくらいの7-8分/km程度のペースで、
会話を楽しみながら、体幹を意識したフォームのポイントなどをチェックしつつ
また、ベテラン参加者からの有意義なアドバイスも頂きつつ
参加者全員、皇居を一周してランニングパートを終了。


「ランニング、栄養学、モチベーション等、それぞれが得意分野を持ち込んでいて
とても貴重な場になっている」等々、
とても有り難く、嬉しい言葉も頂く事ができ、
主催者冥利に尽きる。

前回と同様、読書会で使用した本や、
参加者に寄贈して頂いた本は、
Joglis様のご行為で、店内の本棚に置かせて頂いている。

Joglisをご利用頂くといつでも手にとって読んで頂けるし、
もちろん、次回以降の読書会で活用していく予定だ。

ご参加頂いた素晴らしい皆様と、
会場等のご協力を頂いたJoglis様に深く感謝したい。


☆☆ 主なアンケート結果 ☆☆

友人から誘われて参加してみました。
自分が疑問に思っていることだけでなく、他の参加者の疑問やその答えを探していく所が面白かった。
栄養面については考えた方が良いのは解っていたものの中々手が出せずにいたので、とても参考になった。
このイベントは、単に走って終わるのではなく、それに付随する情報や知識が得られて為になりますよ。
(渡辺 英之 さん)

走りを習慣化したいため参加。
読書会なのに、実際に身体を動かすのが良い。
これからはなるべく朝の時間帯に走るチャレンジをしたくなった。
体をうごかす読書会を是非体験してみてください!
(中村 英正 さん)

ランニングについて、フォームや気持ちの持ち方を知りたかったのと、読書会がどういうものか体験してみたいと思い参加しました。
実際に参加してみて、フォームやモチベーションの保ち方等で、新しい気づきがありました。玄関にウェアを用意しておく等、今後のランニングで実際に使って行きたいです。
初心者でも、気付きを得てから実践できる(走りに行ける!)ので納得感があります!
(松橋 央幸 さん)

ランニングも読書も趣味なので魅力的でした。
本を通じてランニングを語る面白さがなかなかの発見!
今後も今日の気付きを生かしていけそうです。
お話好きの人は是非♡
(K. M. さん)



★行動のヒント

・レース中の栄養学
 − 炭水化物と脂質ではエネルギーへの変換方法が異なる
 − 活性酸素とビタミンの関係


・日常生活の栄養学
 − カルニチン(脂肪代謝に関わる)が最も多い肉は羊の肉(マトン)

・ランニングは人生
 − 始まりがあり、終わりがあり、その間にストーリーがある


最後までお読み頂きありがとうございました!

宮木俊明